元航海士の自分が思う、船乗りのメリット、デメリット




自分は1年前まで、タンカーで航海士をしていたので、そこで体験したメリット、デメリットを書いていきたいと思います。

まず


なぜ船乗りになってしまったのか?

それは、祖父が外航船の船長をしていて、給料がいいと聞いていたのと、父も船を持っていて、小さい頃から船に乗せられていて、船乗りという職業を昔から知っていたからです。

ちなみに自分の航平という名前は、航海の航と太平洋の平で、航平です。そのくらい海好きの家庭で育ったのも影響しています。

なぜ辞めたのか?

やめようと思った理由は3つあります。

  • 1つ目

船は基本的に3ヶ月乗って1ヶ月休みのサイクルなのですが、もし40年働いたとしたら30年は海の上で、最高10年しか陸に滞在できません。

その10年も睡眠時間を8時間と考えたら、陸で行動できるのは、6年間になります。太陽が出ている時間も考えたら、日中に行動できるのは、20歳から60歳まで船で働くとして、40年間で最高3年しかないからです。

  • 2つ目

世界一周のブログを読んだからです。

ブログをよんで、20代の大切な時間を海の上で過ごすのは、非常にもったいないと思ったからです。今すぐ辞めて、世界一周に旅立とうと考えたからです。

  • 3つ目

もともと船も1000万ぐらい貯めたら、辞めて自営業をしたいと思っていて、人生を船に捧げる気持ちはなかったからです。

船乗りのメリット

  • 同年代の給料の倍は貰える。(祖父は年収3000万ぐらいでした。)
  • まとまった休みがある
  • 日本の経済を支えてる気持ちになれる。(車が動くのも、電気が使えるのも、飯が食えるのも、元を辿れば絶対船です。)
  • 。日本の経済を支えてる気持ちになれる。(車が動くのも、電気が使えるのも、飯が食えるのも、元を辿れば絶対船です。)
  • 免許さえ持っていれば、起業に失敗したとしても、また船に乗ればなんとかなる。


船乗りのデメリット

  • 回乗船してしまえば、3ヶ月は家に帰れない(毎日帰れる船もあります)
  • 島国の日本で1番大切な職業なのに、そこまで給料がよくない。(年金の始まりは、過酷な職業の船乗りからです)
  • 人生の大半が海の上


どうしたらなれるのか?

いろいろななり方はありますが、自分は波方海上技術短期大学校というところに行きました。

2年間で海技士4級の機関と航海が取得できます。実習が海の難所で有名な来島海峡でできるので、おすすめです。

来島海峡は、昔から「一に来島、二に鳴門、三とさがって馬関瀬戸(関門)」とうたわれたように最大の海の難所で、鳴門海峡・関門海峡と並ぶ日本三大急潮流の一つと言われています。

ほかのなり方は説明しづらいのでリンクを貼っておきます↓


http://j-crewproject.jp/sp/study/careerpath/

最後に

船乗りは、日本で1番重要な職業だと思います。船が石油などを運ばなければ、パトカーや救急車も動きませんし、電気も使えません。コンビニに並んでいる商品の9割がなくなるそうです。

今日本は船員不足です。

航海士や機関士になりたい若い人はぜひ!!

私はもう乗りたくありませんが!